iPadジュエリーCADとは?
近年注目を集めている iPad ジュエリー CAD 。
はじめて聞いた、という方もまだまだいるかと思いますが、 Apple 社のタブレット端末である iPad を使って、ジュエリーを 3D モデリングするのが iPad ジュエリー CAD です。
この iPad の CAD アプリを使ってジュエリーを作る、 iPad ジュエリー CAD がにわかににぎわって来ています。
ジュエリー業界で CAD ソフトと言えば一番シェアが高いのが Rhinoceros です。
ジュエリー CAD 、とは言っていますが、 この Rhinoceros を含め、 そもそも CAD 自体が工業製品全般を作成するソフトで、ジュエリー専用というわけではありません。
(ジュエリー専用の CAD ソフトもあります)
それは iPad の CAD アプリでも同じです。
iPadの3D CADアプリは昔からありましたが、余り使い勝手が良いものとは言えませんでした。
しかし近年、どんどん進化しており、CADアプリとしての実用性が上がってきたことから、ジュエリー制作にも取り入れられるようになってきています。
まだまだ未発展ながらこれからのジュエリー開発でも期待されるジュエリーCAD。
それが「iPadジュエリーCAD」です。
iPadジュエリーCADはどんな人におすすめ?
iPadジュエリーCADの一番の特徴はその手軽さにあります。
CADをやってみたいけれど、パソコンが苦手。
いきなり高額なソフトを買うのは抵抗がある。
とりあえずお試しでCADに触れてみたい。
といった方におすすめです。
もちろん手間をかけたり使い方に精通していけば、より高度なジュエリーを作ることも出来ますが、どちらかといえば手作業でのジュエリー制作から一歩踏み出し、精巧なジュエリーを作りたいと思った方が、本格的なCADを導入する前のお試し、といった使い方が向いているかと思います。
ジュエリーCADとして使えるアプリはどんなのがあるの?
Apple Store で CAD アプリを検索してみると、 かなりたくさんの CAD アプリが出てきます。
中でも目につきやすいもの、評価の高いものをピックアップすると、
・Forger
・A360
・3D CAD Modelsエンジニアリング
・3Dモデリング、レンダリング。デザインキャラクター
などが挙げられます。
これらの中でも特に気になるのが 2 つ。
「Shapr 3D」 と 「 3D モデリング、レンダリング。デザインキャラクター」です。
今、一番使えるジュエリーCADアプリは?
ちょっと変わった名前の「 3D モデリング、レンダリング。デザインキャラクター」というアプリも気になるところですが、こちらはまだ作られて間もないため情報が少ない状態です。
ぱっと見は使いやすそうに見えるので、今後伸びてくる可能性があります。
では現時点でiPadジュエリーCADの最有力候補となるアプリは何か?
それは今ぐんぐん伸びてきている 3D CAD アプリ「 Shapr3D(シェイパースリーディー)」 です。
このShapr3Dは 評価者が他の CAD アプリと比べて桁違いに多く、なおかつ評価もかなり高いです。
正直これは現時点( 2022 年 9 月現在)で一番使える 3D CAD アプリだと思います。
使い勝手も感覚的で、現行のiPadであればストレスなく動作し、 何よりアプリの更新頻度が高く、どんどん複雑な作業に対応できるようになってきています。
昔iPadで3DのCADソフトを触ったことのある人であれば、「今はここまで来ているのか!」と感動するのではないでしょうか?
気になる場合は、機能は制限されていますが無料版もありますので、iPadをお持ちの方は一度インストールして使い勝手を試されてみてもいいかと思います。
また、独学で学ぶのは不安だな、という方は、日本で最初にジュエリーCADの専門学校として開校されたLaVagueジュエリースクールにはShapr3Dを使ったコースがあるので、受講してみるのも一つの手です。
LaVagueジュエリースクール
ジュエリーCADを専門に学べる他、彫金、ハワイアンジュエリー、天然石研磨などジュエリー制作について幅広く学ぶ事が出来るジュエリースクール。
日本初ジュエリーCAD専門スクールが作る「iPadジュエリーCADコース」もあり。
iPadジュエリーCADコース
https://lavaguejewelry.com/course/ipadcad/
Shapr3D (シェイパースリーディー)
Shapr3Dは、iPadでCADを操作することの出来るアプリです。ジュエリー専用ではありませんが、iPadというタブレットの特性上、手軽に、どこでもCADモデリングが出来るのが特徴です。また、iPadアプリの他にもWindows、Macのそれぞれにもデスクトップアプリが用意されており、自分の環境に合わせた作業が可能です。
>Shapr3Dの特徴
コンテンツ
Jewelry CAD Contents